荒川を遡って熊谷を目指します。
荒川自転車道の途中にある川幅日本一の地点。
行政上は、両岸の堤防と堤防との幅を「川幅」というそうです。
これだけ「川幅」を広くなっているのは、増水時にこの付近が水浸しになることで水を一時的にバッファして水害を防ぐための遊水地になっているためです。
大芦橋で左岸に渡り、堤防の上を進むと決潰の碑がありました。
昭和二十二年のカスリーン台風で、ここが決壊したことが記されています。碑のことは聞いたことがあったのですが、ここにあるとは思っていませんでした。
堤防の上から川の方を眺めても、広々とした土地が続くばかりで川の水など見えません。
ここが水で満たされて堤防を越える様など想像もつきません(堤防は当時より高くなっているにしても)。自然の力とは恐ろしいものです。
荒川大橋まで来ました。
熊谷の街を少しブラブラしてから、また荒川沿いに引き返します。
帰りに、吉見総合運動公園管理事務所に立ち寄って休憩。
行きは北風に逆らって進むので大変でしたが、帰りは楽でした。
走行距離は130km強。
新しくした13-23Tのスプロケットは、なかなかいいですね。