今のホイールで問題があるわけではないのですが、前々からホイール交換のことを考えないでもなかったのです。
古い年式のエスケープR3のホイールは前後で2kgを軽く超える重量で、シマノのWH-R500などに交換するのがコストパフォーマンスもよく、効果的だったようです。
しかるに現行のR3に附属するSpinforce Liteは軽量化されていて1.9kg台。
WH-R501やRS010では軽量化になりません。RS21でも軽量化という点では今ひとつ。まあ、作りの良さではシマノの方が上なのでしょうけど。
その上となるとフルクラムのレーシング5あたりですか。シマノならアルテグラとか…。
ロードバイクなら安価な練習用ホイールに当たるのかもしれませんが、クロスバイクにはちょっと大袈裟な気がします。そんなに速く走りたいわけでもないし。
じゃあ今のまま附属のホイールでいいか、と一旦は結論は出るのですが、それでもホイールが気になる。
そこで、自分はただこだわりたいだけなのだと自覚しました。
心の中の「こだわりの虫」というのは、ただ意味もなくこだわりたいだけのヤツなんです。そんなのに付き合って高価なホイールなんて買ってられません。
経験上、とにかく何でもいいからこだわらせておけば、こだわりの虫はおとなしくなります。
というわけで、手組みホイールを自分で組んでみることにしました。
次に、手組みホイールのためのパーツ選定に入ります。
ハブはシマノにします。安いから。
欠点は重いことと、スポーク穴の少ないモデルがほとんどないこと。
重いのは気にしないことにします。
フロントはティアグラHB-RS400にします。デュラエース以外では唯一、28Hが選べるからです。前輪には32本もスポークは要らないだろうと素人なりに考えました。
リアは11速対応である必要はなく、むしろ11速ハブは組みにくいのでソラFH-3500(32H)にしました。ソラは新モデルが出たので、旧モデルは安く買えました。
リムはキンリンのXR-300が安売りされていたので、それにしました。
値段の割には精度もよく、組みやすいらしいのでちょうどいいですね。
スポークは星のストレート。これも安いから。
フロントはそんなに力がかからないので#15。リアは駆動輪でトルクがかかるので#14にします。
ニップルは扱いやすい真鍮にしておきました。
以上、見事に安いパーツばかりを集めました。
そんなに高性能なホイールにはならないでしょうが、丈夫な普段使い向きのホイールを狙ったつもりです。