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いろいろ漕いでいくブログ

いろいろ漕いでいった記録です。 魚は左向き、自転車は右向き、なのだそうです。

梅ノ木峠・払沢の滝・野山北公園自転車道

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梅ノ木峠・払沢の滝・野山北公園自転車道

今年はなかなか梅雨が明けそうにないですね。
日の出町の梅ノ木峠に行ってきました。
今年の正月に、日向和田駅から日の出山を経て御岳神社に行く途中に通りましたが、自転車では初めて。なかなか大変そうですが、挑戦してみます。

2016年1月3日 三室山・日の出山・御岳山(奥の院)・大塚山

つるつる温泉入口の交叉点から平井川に沿ってしばらく登っていくと、見覚えのある分かれ道に出ました。
左に行けば日の出山登山口。右に行けばにつるつる温泉。
今回は自転車なので右に行きます。


日の出山に登った後に何度か寄ったことのあるつるつる温泉ですが、今回は素通りして梅ノ木峠を目指します。

天気は曇りでしたが、山の中に入るとさらに湿度が上がってブレーキシューが鳴りはじめます。気温は涼しいくらいなのが有り難い。

坂はなかなか厳しい。
名栗の坂道で言うと、天目指峠は傾斜がきついけれど距離は意外と短く、山伏峠はそれより長いけれど傾斜が緩いところもあって、どちらがきついとも言い難いのですが、ここの坂は天目指峠と山伏峠のどちらよりも辛く感じました。

とは言え、桁違いに辛いというほどではないので、天目指峠や山伏峠を登れた人なら(本当にギリギリ限界だったというのでなければ)梅ノ木峠も登れるのではないでしょうか。


梅ノ木峠にて。
梅雨空がどよんとしていますが、出発時から展望は期待していなかったので、まあいいでしょう。

通行止めで反対側には下りられないようなので、来た道を引き返します。
つるつる温泉入口交叉点まで戻りましたが、まだ午前中。
もう少し遊んで行きたいところですが、ここから別の峠を登るほどの脚力は残っていません。
少し考えて、せっかくなので奥多摩ポタリングに行ってみることにします。

武蔵五日市まで行って、檜原街道を進みます。
檜原村役場の少し先まで行って、払沢の滝を見物しようと思います。


払沢の滝までは、ウッドチップを敷き詰めた沢沿いの遊歩道を歩きます。


レトロ感のある「ゆうびん館」というのが遊歩道沿いにありました。


払沢の滝に着きました。
写真ではスケール感が出ていませんが、なかなか大きな滝です。

昼時だったので、滝見物の後は近くの「たちばな家」でラーメンを食べました。
嫌味のない醤油ラーメンで美味しく頂きました。

帰り道に寄りたい場所を思いついたので、奥多摩遊びはこの辺で切り上げて、武蔵五日市に引き返します。
そこから箱根ヶ崎方面へ向かいます。


箱根ヶ崎から少しのところにある、これがどうやら「野山北公園自転車道」の入口のようです。
何の表示もありません。
住宅地を貫いて、ひたすら真っ直ぐ延びる奇妙な道です。
山口貯水池(狭山湖)を作るときに使われた軽便鉄道の跡なのだそうです。


数十メートル進むたびに一般道と交叉し、車止めがあるので、ゆっくりにしか進めません。一般道を行くより時間がかかるので、移動経路としての利用価値はありませんが、好奇心を満たしてくれます。


歩行者信号灯用の押ボタン。
単独で立っているのは珍しい?


いよいよこの自転車道の核心部であるトンネル群が現れました。
狭山丘陵丘陵から延びる幾筋かの尾根を掘りぬいてトンネルが作られています。


連続したトンネルをいくつかくぐった先で、舗装道は終わっていました。
この先に閉鎖されたトンネルがあるそうですが、とりあえず満足したのでここで引き返して帰りました。

梅雨の合間でしたが雨にも降られず、檜原村で気温25度と比較的涼しく、走りやすい日でした。
奥多摩は遠いような気がしていましたが、そうでもない気がしてきました。
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