狭山の茶畑の中を進みます。
前方には阿須(加治)丘陵。丘陵の手前に霞川が流れ、丘陵の向こう側が入間川流域の飯能です。
阿須(加治)丘陵は狭山丘陵と同じ成り立ちのもので、多摩川の流れが作った扇状地です。
その後、川の流れが扇状地を削り取り、削られずに残った部分が阿須(加治)丘陵や狭山丘陵になりました。
阿須丘陵を越えると、成木川沿いを進んで小沢峠を越えます。
そこから二度目の山伏峠挑戦です。
山伏峠では気温25度でした。
先日、越生から笹郷線を登ったばかりですが、やはり山伏峠の方が大変ですね。
ここから正丸峠まで足を伸ばしてみます。
山伏峠を下って、正丸峠と横瀬方面との分岐点。
ここから正丸峠までは、距離も短く特にきつい斜度でもないので、山伏峠を登れた人ならさほど苦労はしないと思います。
正丸峠に到着。
奥村茶屋でちょっと休憩します。
時間は正午すぎで、茶屋の温度計は26度を示していました。風もあって涼しいですね。
正丸峠は標高650m。気温は平地より4度低くなる計算になりますが、だいたい合っているようです。
正丸峠から高麗川側に下りると、299号線を走るか苅場坂を登るかになりますが、どちらも大変そうなので引き返すことにします。
正丸峠から山伏峠の登り返しは、それほど大変ではありません。
この日は湿度はありましたが、朝から日差しが熱く、山の方には入道雲ができていました。
天気予報では一日曇りでしたが、午後から夕立が来てもおかしくない雰囲気があります。
さっさと退散するに限ります。
いつものように入間川沿いに下っていくと、目の前の車道を何かが横切りました。
何と猿です。
場所は久林あたり。ワイルドだなあ。
夕立につかまらないように急いだので結構疲れていたのですが、一応、山王峠を越えてみます。
この「オマケにもういっこ峠を登っておく」という行動は自分でも説明がつきませんが、何なんでしょうか。
何はともあれ、夕立にも降られず、いつもよりお疲れな状態で無事に帰宅しました。
どうやら名栗あたりでは夕立があったようです。
疲れたけど、急いだのは無駄ではなかった気がしてちょっと満足。
いずれは正丸峠から苅場坂峠へと行ってみたいものです。