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いろいろ漕いでいくブログ

いろいろ漕いでいった記録です。 魚は左向き、自転車は右向き、なのだそうです。

前輪(spinforce lite)のメンテナンス其の一(振れ取り)

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前輪(spinforce lite)のメンテナンス其の一(振れ取り)

以前からブレーキの調整をするときにホイールの振れが気になっていたので、思い切って自分で振れ取りをしてみました。


用意した工具は:
・振れ取り台(PWT)
・スポークテンションメーター(PWT)
・スポークレンチ(パークツール)
振れ取り台は重量があってしっかりしたものの方がやりやすいということなので、PWTのものを選択しました。
振れを取るだけならスポークテンションメーターは要らないかもしれませんが、念のために入手。
スポークレンチ(ニップル回し)は、ナメにくいと定評のあるパークツールのものを選びました。#14/15用のものを使用。

2015年式エスケープR3のデフォルトのホイールはspinforce liteというもので、フロントはスポーク24本。スポークを交叉させず、ハブからリムに放射状に張るラジアル組みです。

予備的な作業として、テンションメーターを使って24本のスポーク全てのテンションを測ってみます。
すると、何本かテンションの緩いスポークが見つかりました。指で弾いてみても、他より低い音がするのでテンションが低いことがわかります。

次にホイールを振れ取り台に載せて回してみると、やはり先ほど調べたテンションの弱いスポークのところで振れています。

スポークの端はネジが切ってあって、そこにニップルという金具をナットのようにねじ込んでリムとつないでいます。
ニップルをスポークに更に締め込んでやれば、「スポーク+ニップル」の長さは短くなって、スポークはハブとリムを引っ張り、逆に言うとハブとリムに引っ張られ…つまりテンションが強くなります。
逆にニップルを緩めてやると、「スポーク+ニップル」の長さは伸びて、スポークのテンションは弱くなります。

スポークは自然と緩むことはあっても、勝手に締まっていくことはないと思います。
そこで基本的にはスポークを締め込むことで振れ取りをしていきます。
まず回したいニップルに潤滑油を注し、スポークレンチで1/8から1/4回転くらいひねって様子を見ると、だいぶ振れが収まりました。
完璧なホイールを目指して追い込むなんてことをする気はないので、横振れがだいたい取れたら良しとします。
特にトラブルもなく、意外とあっさり終わりました。

最初に全スポークのテンションを測るのは無駄な手間のようですが、ホイールのイメージがつかめた気がするので、やってよかったと思います。
熟練者ならそんな必要はないのかもしれません。

続いてグリスアップもしました:
前輪(spinforce lite)のメンテナンス其の二(ハブのグリスアップ)

後輪のメンテナンス:
後輪(spinforce lite)の振れ取り

試走後の感想:
前後ホイールメンテナンス後の感想

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