日差しはすっかり初夏ですが、まだ風が涼しいのがありがたい季節。
飯能の阿須の辺りから、入間川の支流である成木川沿いに上流を目指します。
左手には高水三山に連なる山々。越えれば多摩川。
右手の山々を越えれば、入間川(名栗川)流域。
左右の山々が合するのが黒山で、成木川の源流域になります。
ここを通るのは初めて。
のんびり走っていくうちに成木の家に到着。ここは以前、高水山から歩いて来たことがあります。
2016年3月30日 惣岳山・岩茸石山・高水山・小沢峠少し戻って、小沢峠を登ります。
急な坂道ですが、こちら側から登れば距離は短いので多分大丈夫でしょう。
着きました。
ここからトンネルを抜けて名栗側に下ります。
下りは爽快ですが、事故が多いのは下りなので気を付けなければいけませんね。
あっという間に名栗川沿いに来ました。
上流に向かいます。
こちらはよく知った道です。
やがて壁面に大きな絵が見えてきて、名栗湖への分岐となります。
真っ直ぐ進めば、名郷を経て山伏峠。
今日は名栗湖を目指すので、左に曲がります。
さわらびの湯の横を過ぎ、急な上り坂の始まり。
小沢峠への上りより大変ですが、がんばって上ります。
名栗湖に到着。
白谷沢から棒ノ嶺に登るときに何度か来ている場所ですが、自転車では初めてです。
とりあえず湖を一周してみます。自転車なら楽に一周できますね。
そう言えば、あまりちゃんとダムを見たことがありませんでした。
山に登るときは、登山口なんかでぐずぐずしていたくないという気持ちがあるからでしょう。
湖で釣りをしたり、ボート(カヌー?)を浮かべて楽しんだりしている人たちがいました。
湖を一周して何となく納得したので、引き返すことにします。
また急坂の下りです。
登山でも、下り坂は上手く歩かないと脚を痛めるので嫌なものですが、自転車では下りの負担をタイヤとブレーキ装置が一手に引き受けるので、不備がないようにしなければならないと改めて思います。もちろん安全に走る技術も必要ですし。
名栗川沿いに飯能市街方面に引き返します。
飯能市のツーデーマーチで名栗川沿いを歩いてくだったことがありますが、自転車だとやっぱり速いし楽です。
位置エネルギーが効率よく運動エネルギーになってくれます。
程なく飯能市街に到着。
そのまま自走して帰ってもいいような距離ですが、輪行で帰ってみます。輪行の練習のつもり。
モタモタと手際悪く自転車を輪行袋に入れて、列車に乗り込みます。
一番端の車両に乗りましたが、乗客は少なかったので特に迷惑はかけずに済んだと思います。
よく知ったつもりの奥武蔵ですが、身につけるべきことが沢山あると思い知らされた一日でした。
でも楽しかったので、いずれ山伏峠なんかも行ってみたい所です。